メカ獅子頭をお披露目=金沢美術工芸大〔地域〕(時事通信)

 金沢美術工芸大(金沢市)が進める、伝統の「加賀獅子」を現代・未来風にアレンジする「平成の加賀獅子」制作プロジェクトで、このほど獅子頭が完成し、お披露目された。人間くさい顔つきの「現代型」と、メタリックな「未来型」の2種類があり、完成後は大学内のイベントや地域の祭りなどで活用する。
 現代型獅子は、彫刻専攻の教授と学生がデザイン。手作りの温かみを感じさせる表情を重視し、粘土で造形した。未来型獅子は製品デザイン専攻の教授、学生がパソコン上で造形。銀色の塗料でロボット風に仕上げた。
 伝統芸能を通じて地域との連携を進める事業の一環で、今年度までの3カ年、総予算600万円をかけて実施。今後、蚊帳(胴体部分の布)や舞踊音楽なども制作し、地域で伝統的な獅子舞を踊る人々から振り付けを習う。
 研究代表者の中川衛教授は、「伝統の加賀獅子を復活させながら、制作を通じて市民と交流していきたい。情緒的なものから3D制作のものまで作れる、美大の幅広さを感じている」としている。 

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