大津波警報 養殖イカダのロープ切れる(産経新聞)

 28日午後、三陸沿岸に到達した津波で、岩手、宮城両県の湾内では、名産のカキ、ホタテなどの養殖イカダのロープが切れるなど、漁業被害が出始めている。各地の漁協は29日朝から状況調査などを進める。

 岩手県山田町では、湾内のカキ養殖イカダを固定するロープが多数切れた。同町大沢でカキなどを養殖している佐々木俊之さん(53)は「高台から見ると整然と並んでいたはずのイカダが流されてバラバラだ。隣のイカダとぶつかってカキ殻が絡むと切り離さざるを得ない」と心配そうに話した。

 陸前高田市の広田湾でも多数のイカダが流された。広田湾漁協の鈴木栄さん(58)は「手塩にかけた3年もの養殖カキもある。そうした高級品に被害がなければいいのだが」と顔を曇らせた。同市の脇ノ沢漁港では漁船の船尾が陸地に押し上げられて傾く被害も出ている。

 宮城県でも、気仙沼市災害対策本部によると、収穫期のワカメやコンブのイカダ3基が漂流。カキのイカダでも被害が確認されている。

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自民様変わり「派閥」に代わって「勉強会」(産経新聞)

 自民党各派閥の衰退が著しい。昨年の衆院選で所属議員数が激減したうえ、野党転落によりポストの配分機能が大幅に低下し、資金力にも陰りが生じているためだ。執行部からは、「派閥解消論」まで飛び出しており、派閥の存在意義が問われる事態になっている。その一方で、舛添要一元厚生労働相らを中心に、派閥や党を越えた「勉強会」が相次いで発足するなど、党内力学は様変わりの様相となっている。

 「今、自民党の派閥に弊害があるのか。全くない」(町村信孝元官房長官)

 「執行部が落選議員らを物心両面で面倒みて、選挙応援もしてくれるのか」(伊吹文明元幹事長)

 25日昼に開かれた各派総会であいさつに立った幹部はこぞって「派閥解消論」の打ち消しに躍起となった。石破茂政調会長や田野瀬良太郎総務会長らが最近、解消論を口にしていることが背景にあり、実際、石破氏は24日の記者会見で、「(派閥が持つ)選挙、政策の機能は党に集約すべきだ」と主張した。

 各派幹部は、解消論が党内で広がれば、自身の立ち位置が複雑になることから、神経をとがらせている。石破氏が会見した同日夜には、町村、伊吹、古賀誠元幹事長の3氏と額賀派会長の額賀福志郎元財務相が会談し、「彼(石破氏)らはどういう環境で政治家になれたのか忘れている」などと異口同音に不満を漏らしたのも、そのためだ。

 ただ、25日に開かれた各派総会の出席者は、メンバーの半数程度にとどまるなど、最近の派閥には、かつての盛況ぶりはみらない。資金面から派閥運営にも苦労しており、伊吹派は近く、派閥事務所の規模を縮小するほか、高村派と山崎派は、事務所が派閥会長の個人事務所に“吸収”される。

 一方、派閥総会とは対照的に、有志議員による勉強会はにぎわっている。山本有二元金融担当相らが所属する政策グループ「のぞみ」に所属する5人と、無所属の平沼赳夫元経済産業相らの「平沼グループ」3人は、各派総会と同時刻に都内の料理店で初めて顔を合わせ、今後も意見交換を継続することで一致した。午前には、執行部と距離を置く舛添氏が会長の「経済戦略研究会」も2度目の会合を党本部で開き、22人の国会議員が出席した。

 中川秀直元幹事長や与謝野馨元財務相もこうした動きをみせており、自民党では今後、派閥重視派のベテラン議員と勉強会で再生を図る勢力との綱引きが活発化しそうだ。

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釧路市動物園 オタリア「おんつ」死ぬ(毎日新聞)

 北海道の釧路市動物園(山口良雄園長)のオタリア「おんつ」(雄)が死んだ。死因は不明。オタリアの寿命は25〜30歳とみられるが、おんつは推定19歳の若さ。先月には新たに子供の雌が仲間入りし、数年後の繁殖が期待されていただけに、関係者は肩を落としている。

 91年11月、南米ウルグアイから来園。北海道弁で雄を意味する「おんた」から飼育員が命名した。96年以降は雄3頭、雌5頭の父親となる頼もしさで、大きい体の割に人を威嚇することもなく、子の面倒も見る気のいい性格だったという。

 先月下旬から食欲が落ち始め、麻酔をかけて検査を実施。結果判明を待って治療を始める予定だったが21日朝、死んでいるのが発見された。体長約2メートル、体重260.8キロ。

 08年末時点で国内には雄18頭、雌53頭のオタリアが飼育されているが、雄1頭が複数の雌とハーレムを作るため、雄は貴重な存在。これで同園のオタリアは雌3頭だけになった。【山田泰雄】

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