市税・市営住宅家賃滞納、大阪市職員60人処分(読売新聞)

 大阪市は10日、職員60人が市税や市営住宅家賃など計1305万円を滞納していたとして、16人を停職5〜20日、44人を減給1か月(10分の1)などの懲戒処分にした。

 うち、督促に応じなかった延べ45人に対しては、差し押さえや提訴などの強制措置を取ったが、いまも計546万円が未納のまま。家賃を滞納した2人に支払った住居手当も返還を求めるという。

 市は2007年4月〜09年10月の滞納状況を調査。内訳(重複あり)は▽市税40人、計385万円▽市営住宅家賃3人、計291万円▽市立保育所の保育料8人、計584万円▽市民病院の医療費自己負担分3人、計23万円▽上下水道料11人、計22万円。最高額はこども青少年局職員で、市営住宅家賃と医療費計207万円。

 滞納者の多くが「多重債務で生活が苦しい」「家族の入院費がかさんでいる」などと釈明。市はこうした状況を踏まえ、滞納を繰り返す職員の処分基準を10日付で「減給または戒告」から「停職または減給」に厳しくした。

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<火災>犬小屋全焼、70匹が焼死 奈良(毎日新聞)

 7日午後6時半ごろ、奈良県葛城市大屋のペット飼育業「ワンちゃんふれあい広場日光」の犬小屋から出火、木造平屋建て2棟計約85平方メートルを全焼した。小屋の中のおりにいたブルドッグやダックスフントなど約70匹が焼死した。けが人はなかった。

 県警高田署によると、3棟でペット用の犬約250匹を飼育。経営者の寺西登志彦さん(62)は「犬の暖房のため石油ストーブをつけたまま帰宅した」と話しているといい、出火原因を調べている。【高瀬浩平】

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奈良・山本病院理事長「死因は心筋梗塞に」 塚本容疑者供述 手術隠蔽意図か(産経新聞)

 奈良県大和郡山市の医療法人雄山会「山本病院」(廃止)で肝臓の手術を受けた男性患者=当時(51)=が死亡した事件で、手術の助手を務めた病院の元勤務医、塚本泰彦容疑者(54)=業務上過失致死容疑で逮捕=が逮捕前の県警の事情聴取に、手術中に失血死した患者の死因について、法人理事長の山本文夫容疑者(52)=同=から「心筋梗塞(こうそく)と死亡診断書に書くように指示された」と供述していたことが8日、捜査関係者への取材で分かった。

 塚本容疑者は「『肝臓はもうかる。検査してがんにしといて手術したらいい』と言われた」とも話したという。県警は山本容疑者が主導し、良性だった患者の肝臓の腫瘍(しゅよう)をがんと偽って不要な手術に踏み切った上、患者が手術中に死亡したことや手術そのものを隠蔽(いんぺい)しようとした可能性もあるとみている。

 県警の調べでは、患者は平成18年6月16日、肝臓を一部切除する手術中に肝静脈の損傷で大量に出血し、失血死した。

 ところが、患者の死亡診断書には、死因は「心筋梗塞」と記載されていた。塚本容疑者はこの記載について、県警の事情聴取に対し、山本容疑者から指示を受けたと話したという。

 また、医師法では手術中の患者の死亡を「異状死」として警察に届け出るよう義務付けられているが、山本病院からの届け出はなかったという。

 この手術中に大量出血して容体が急変した患者の救命措置は、手術室ではなく、病室に運んだ後に手術スタッフとは別の複数の看護師を呼び集め、心臓マッサージなどを行っていたことがすでに分かっている。

 一方、患者の肝臓の腫瘍について、県警は、残されたコンピューター断層撮影(CT)の画像などから、手術の必要のない良性の血管腫だったと断定。診療報酬目的に不要な手術を行っていたことを示唆する塚本容疑者の供述と合わせ、県警は、山本容疑者らががんと故意に誤診したとみている。

 異状死の届け出義務違反と虚偽診断書作成は、いずれもすでに公訴時効を迎えているという。

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162点が銀座被害品と一致=香港で起訴の男ら、直後に出国−警視庁(時事通信)

 東京・銀座の貴金属店「天賞堂本店」で多数の高級腕時計が盗まれた事件で、警視庁捜査3課は5日までに、香港の捜査当局が逮捕、起訴した男女らの関係先から押収した約180点の腕時計のうち、162点を同店の被害品と確認した。
 同課によると、同店の被害品は193点、約2億4700万円相当と判明。今後、4日に香港から帰国した同課捜査員らが現地の捜査当局と交換した情報などを基に、香港から日本に入出国した3人の男について、国内の足取りなどの解明を進める。
 男らは昨年12月中旬に成田空港から入国し、事件が発覚した先月2日の直後の同4日、関西国際空港から香港に出国した。3人とも本人名義の正規のパスポートを使ったとみられる。 

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<パレスチナ>アッバス議長が広島初訪問、原爆慰霊碑に献花(毎日新聞)

 パレスチナ自治政府のアッバス議長が7日来日し、広島市中区の原爆慰霊碑に献花するとともに、原爆資料館を見学し、「我々が訴えるのは世界が平和であるべき、安定であること。核兵器、大量破壊兵器がないことが重要」などとアラビア語で記帳した。パレスチナの現役閣僚級以上の広島訪問は初めて。

 アッバス議長は、同館の展示を見て回った後、「世界各国は大量破壊兵器の核兵器を廃絶すべきだ。パレスチナ国民はこれまで戦争に大変苦しんできた」と話したほか、記者からオバマ米大統領が核兵器廃絶を唱えていることについて問われると、「我々も同じ考えだ」と述べた。

 また、アッバス議長は、原爆慰霊碑訪問に先立ち、降り立った広島空港(広島県三原市)近くのホテルで湯崎英彦知事と約10分間会談した。

 広島訪問を重視していたといい、アッバス議長は「訪日を広島から始められ、光栄に思う。世界で初めて原爆投下の惨禍を経験した広島の復興への努力に敬意を表したい」と述べたうえで、「全世界のリーダーは広島で学び、世界平和に関する会議も開催されるべきだ」と話した。

 アッバス議長は10日まで日本に滞在予定。8日に鳩山由紀夫首相と会談し、パレスチナ自治区への経済支援と和平への日本政府の関与を協議する。【井上梢、豊田将志】

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鳩山首相 小沢氏の幹事長続投、改めて容認(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は3日、小沢一郎・民主党幹事長の資金管理団体を巡る事件で、小沢氏の幹事長続投について「この時点において、幹事長として仕事をやってもらいたい」と述べ、続投を容認する考えを重ねて示した。その上で「(小沢氏を党幹部とした)この体制で選挙を戦って、こういう状況(政権交代)になったのだから、今この段階で(続投と)思っているのは至極自然だ」と指摘した。首相官邸で記者団に語った。

 記者団からは「小沢氏が不起訴となった場合でも道義的責任が生じるか」との質問が出たが、首相は「小沢幹事長は潔白だということでいろいろ説明されている。冷静に状況を見るしかない。仮定の話にこれ以上、答えるべきではない」と述べるにとどめた。【影山哲也】

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2漁船「迷惑かける」と銃撃明かさず(読売新聞)

 北方領土の国後島沖で操業中の漁船2隻が、ロシア国境警備隊のヘリコプターから銃撃を受けた問題で、漁船の乗組員が第1管区海上保安本部(北海道小樽市)に対し、「(銃撃を報告すると)迷惑をかけると思った」などと説明していることが31日、わかった。

 1管や道によると、銃撃を受けた羅臼漁協所属の「第58孝丸」(19トン、7人)と「第63清美丸」(19トン、8人)の乗組員は当初、1管に対し、日露間の協定に基づく「安全操業」中に「ヘリから照明弾を放たれた」などと話し、銃撃には触れていなかった。

 しかし、2隻の船体から、銃撃を受けたような計20か所の跡が見つかったため、1管で改めて乗組員から話を聞いたところ、銃撃を受けたことを認めたという。

 1管では31日、乗組員立ち会いの下、再び船体調査と聞き取りを実施するとともに、2隻に積まれた衛星測位システムのデータを解析し、詳しい操業地点の特定を急いでいる。

 一方、同漁協は同日、組合員を集めた会議を開き、1日の操業自粛を決めた。田中勝博組合長は「2隻は安全操業海域内で操業していた。1998年に安全操業が開始されてから初めての銃撃で、ロシア側に厳重抗議したい」と憤った。道も外務省や水産庁などと調整した上で、1日にも在札幌ロシア総領事館に抗議する方針だ。これに対し、ロシア国境警備隊はヘリコプターから撮影した映像を公開し、国後島沖約1・5カイリ(約2・8キロ)で操業中の日本漁船2隻が停船に応じず、威嚇射撃の後に直接銃撃したと発表している。

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接種と死亡、専門家は関連認めず―新型ワクチン(医療介護CBニュース)

 厚生労働省は2月5日の記者会見で、新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医が初めて報告した例について、専門家3人がいずれも関連を認めなかったことを明らかにした。

 死亡したのは、高血圧などの基礎疾患がある新潟県の80歳代の女性で、1月26日に新型インフルエンザワクチンを接種。その後30分は医療機関にとどまり、異常はなかったが、帰宅途中に路上に倒れ、医療機関に救急搬送されたが死亡した。

 これについて評価した高齢者医療の専門家は、「時間的にアナフィラキシーではないと考える」とした。その上で、「暖かい場所から寒い場所に移動したことなどを踏まえると、致命的な不整脈が生じた可能性、急に動き出したことにより肺塞栓が生じた可能性もあると考えているとの報告医の評価を支持する」との見解を示した。
 また、循環器の専門家は、「接種によると思われる直接の原因を示唆する所見はない」とした上で、基礎疾患が影響したことを否定できないと指摘。もう1人の循環器の専門家は、「ワクチンとの関連の可能性も否定できないが、因果関係は不明」とした。

 主治医は、戸外に出たタイミングで致命的な不整脈などが生じた可能性も否定できないとしながらも、アナフィラキシーショックが生じやすい30分をやや過ぎただけの時間の急死だったため、接種と死亡の因果関係について「関連あり」と報告した。

■「関連あり」が2例に
 また、厚労省は5日の会見で、接種と死亡の間に「関連あり」と主治医から報告を受けた例が1例増え、2例になったことを明らかにした。
 死亡したのは、糖尿病などの基礎疾患がある三重県の70歳代の女性で、昨年11月25日にワクチンを接種。29日に呼吸停止の状態で家族に発見され、その後死亡した。主治医は「脳血管障害や心血管障害なども考えられる」としながらも、死亡時の状態が不明のため、ワクチンとの因果関係も否定できないと考え、「関連あり」と報告したという。
 医薬食品局安全対策課の佐藤大作・安全使用推進室長は、「医学的に考えて、1例目より関連があるとは言えない」との見方を示している。

 新型インフルエンザワクチンの接種後の死亡は、3日報告分までで124例。これらの2例以外に、「関連あり」と主治医が報告した例はない。


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【剛腕の実像 小沢氏不起訴】(上)「秘書が…」 18年前から続くデジャブ(産経新聞)

 「2人で語り合った政権交代の夢を目前に、この世を去っていく運命ほど、残酷なことはない…」

 平成18年9月8日夕、横浜市内にある古刹(こさつ)に男泣きが響いた。そばを流れ、参拝する人の心を癒やしてきた「菊池(くくち)の滝」のように、その双眸(そうぼう)から涙があふれた。

 遺影を見つめ、声を詰まらせながら、途切れ途切れに弔辞を読み上げたのは、民主党代表(当時)の小沢一郎。旧新進、自由党の事務局長などを歴任し、四半世紀にわたって、政治活動をともにしてきた八尋護(やひろ・まもる)の葬儀で、葬儀委員長を務めたときの出来事だった。

 小沢が「オヤジ」と慕った元首相、田中角栄の派閥「木曜クラブ」。その裏方を任されていたのが八尋だった。当時、すでに頭角を現していた小沢に魅せられた八尋は、政界再編の鍵を握り、政党の破壊と創成を繰り返した小沢をそばで支え続けた。その姿は永田町で「忠臣」「金庫番」とささやかれた。

 しかし、小沢の言動はときに、こうした「忠臣」にとっては、冷酷に聞こえるものだったといえる。

 ≪“持論”繰り返し≫

 「すべて担当秘書が行っており、私はまったく関与していません」「担当秘書には政治団体の収支についてはきちんと管理し、報告するように言っていましたが、担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました」

 1月23日夜、東京・紀尾井町のホテルニューオータニ。小沢は東京地検特捜部の初聴取後の会見でこう説明した。ややかすれた声は、刑事告発された被疑者(容疑者)として受けた聴取の疲れを感じさせた。

 デジャブ(既視感)。その場にいた多くの記者の頭をよぎったのは、約10カ月前の小沢の姿だった。

 昨年3月3日、特捜部は西松建設の違法献金事件で公設第1秘書の大久保隆規(48)を逮捕した。その翌日、小沢は会見でこう語った。

 「政治家は一人で政治活動を全部やることは困難です。秘書を信頼してやる以外に不可能なことで、全体の報告を了としているが、個別のものに目を通す時間的、能力的余裕はない」

 政治資金に絡んだ事件での捜査は、秘書ら事務方の責任追及で終わる−。それが小沢の持論なのか。もう一人の「オヤジ」と慕った自民党元副総裁、金丸信の政治資金規正法違反事件でも、この“持論”が行動に表れていた。

 ≪金丸事件と同じ≫

 東京佐川急便側から5億円のヤミ献金を受け取ったとして、金丸が平成4年、特捜部に略式起訴された事件。金丸は容疑を認める上申書を提出したが、小沢は徹底抗戦を唱えていた。

 後に、小沢は「みんなして、こんな捜査のやり方はおかしいといえば、金丸さんはああいうことにならなかった。事件は会計責任者の処分ですべて終わったんです」(『小沢一郎 政権奪取論』)と語っている。

 小沢は「金丸事件」後に政治資金規正法の改正に携わっており、同法を熟知していたことがこの言葉ににじみ出ている。

 そんな小沢は1月31日、特捜部の2度目の聴取で、平成17年春に小沢と資金管理団体「陸山会」の間で資金移動があった4億円について、関連政治団体「改革フォーラム21」の会計責任者を務めていた八尋から預かり、八尋に返したと説明した。

 八尋は15年に民主、自由党が合併した後、病床に伏せていた。小沢が八尋とともに夢見た政権交代を成し遂げた後、露見した疑惑、そして、釈明。草葉の陰で、八尋はこの言葉をどう聞いたのだろうか。(敬称略)

                   ◇

 嫌疑不十分で不起訴処分となった民主党の小沢一郎幹事長。陸山会の土地取引をめぐる事件で刑事告発を受ける身となり、改めて小沢氏の人物像や手法が浮き彫りになった。事件を通じて明らかになった「剛腕の実像」を振り返る。

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